2012年06月20日

知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎

 浅井建爾さんの本です。現在の都道府県の成り立ちや県境の変化について書かれています。

 身近な行政単位としておなじみの県の成り立ちというものは意外と知らないものです。堺県があったことぐらいは知っていましたが、柏崎県や敦賀県、長浜県など初めて聞く県名がいくつもあって驚きました。
 県境の変化というのも読んでいて面白かったです。摂河泉の三国でできていると思っていた大阪府に旧丹波国の地域があったこととか、和歌山県の飛び地・北山村のこととか。
 ちょっとした知識としてこの本に書いてあることを覚えておくと、いつか役に立つことがあるかもしれません。

評価:B
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2012年05月19日

宇宙がよろこぶ生命論

 長沼毅さんの本です。地球に生命が生まれた理由について、また他のところに生まれる可能性があるかについてなど、様々なことを科学的観点から書かれています。

 軽い文調でしたが、内容が難しかったです。中学課程すら修了していない者が読むには早すぎたかな……。ただ、生命が生まれる条件については大雑把ですが理解することが出来ました。またもう少し勉強してから読んでみたいと思います。

 評価:B
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2012年05月09日

京都魔界地図

 京都魔界倶楽部筆の本です。綾辻行人氏の短編小説『深泥丘三地蔵』が挿入されています。

あらすじ
『深泥丘三地蔵』 地蔵盆の時期、作家の私は深泥丘病院に出かけた。私はそこで赤い地蔵がまつられているのを見る。咲谷という看護師に聞くと、それは深泥丘三地蔵のうちの"二つ目の地蔵"だと言う……。




 平安京の"裏"を解説している本と銘打っています。よくも悪くもヨソから好奇の目でその地を見る本だという印象が拭えませんでした。初めて知って驚いたところも少なくありませんでしたが、読んでいてあまり良い気分はしません。
 小説の方は結構楽しめました。読んでいてドキドキしましたね。咲谷看護師の下の名前は由伊でしょうか? 
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2012年04月30日

八尾・柏原の歴史

 棚橋利光さんの本です。『八尾市史』『柏原市史』などを元にした郷土史がソフトカバーにまとめられています。
 市史というのは長いので、要所々々を読み、あまり興味のないところを飛ばしがちですが、この本なら手軽で全編を読むことができました。おかげで、全く知らなかった「坂戸源氏」などについて知ることができました。
 これ一冊読めば八尾・柏原の郷土史があらかた理解できるという優れものです。他の市町でもこのような簡潔な本を出してほしいですね。

評価:B
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2012年04月28日

毒草を食べてみた

 植松黎さんのエッセイです。多種多様な毒草の紹介が書かれた本です。

 タイトルに惹かれて読みましたが、全て食べてみた訳ではありませんでした(そりゃそうだ)。本当に一部だけ。
 毒とは恐ろしいものだと昔から思っていましたが、その印象は変わらず、むしろ強まりました。この本を読んで自然の脅威、神秘を感じることができました。

評価:B
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2012年04月27日

はじめての部落問題

 角岡伸彦さんの本です。加古川市の非差別部落に生まれた筆者が自分の思うままに部落問題について書き綴っていらっしゃいます。

 部落問題、とは不思議な響きです。近いような、遠いような感じがして。自分達の身近なところにあるのに、私達の世代では差別を実感することがありません。私の友達の一人は、本書でも指摘していたように「寝た子を起こすな」論を唱えています。それだけなら良いのですが、「知ってしまったから」と開き直って差別をしています。彼がこの本を読んだらどう思うのでしょうか。
 部落内外、全ての人に読んでもらいたいと思う本でした。

評価:B
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2012年04月14日

世田谷一家殺人事件  侵入者たちの告白

 齊藤寅さんのノンフィクションです。

あらすじ
 2000年12月30日に起こった世田谷一家殺人事件。平穏な生活を送っていた家族を突如襲った犯罪者。未解決のこの事件の真相に、フリーライターの筆者が迫る。




 現実にあった悲惨な事件のルポです。
 インターネットで調べてみると、あまり評判はよろしくないようです。囁かれているように、内容に虚偽があるとしたらそれは本当に大問題。ノンフィクションというのは、小説ではないので筆者にも相応の責任が生じると思うのですがね……。
 犯人達の会話や心情を想像して小説のように書いているところも気に入りませんでした。こういうのは、「小説と思えば許せる」というものではありませんから。

評価:E
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2012年02月29日

B級グルメが地方を救う

 田村秀さんの本です。

 食文化の紹介本なのか経済振興の本なのか、見分けがつきにくいですが、前者として読んだ方が比較的すっきりすると思います。
悪くはない本ですが…ただどっちつかずと言う感が否めません。読んでいて美味しそう、と言う気持ちも湧きませんし、うちの町もこうしたら良いのに、と言う気持ちも湧きませんでした。薄い本だったから良かったのですが、あまりにも長かったら放り出していたかもしれません。

評価:C
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2012年02月23日

柏原市史第二巻 本編(T)

 柏原市史編纂委員会による柏原市の資料です。第二巻では柏原市の自然及び古代〜中世の柏原が書かれています。私が興味があるのは弥生〜平安なので市史の中で一番よく読む巻です。
 竜田越えのルート考察・竹原井離宮の場所考察については特に熟読しました。今一番興味を持っているのが竜田越えですので。
 地歴部で「大和路を行く」というテーマで取材旅行を企画しているので、その下調べにも役立ちます。
 古墳のことも大変興味深い。柏原の平尾山千塚、八尾の高安山古墳群、羽曳野・藤井寺の古市古墳群など、あの辺りは多種多様な古墳がたくさんあって本当に面白いです。「双円墳(ひょうたん形)」「前方後方墳」というのもあるということが分かりました。古代史というのは知らないこと・分からないことばかりなのでロマンがありますよね。

 私、古代が歴史の中で一番好きだと言うと皆に不思議な顔をされます。確かに、私の周囲には戦国ファン・幕末ファンを始めとした近世・近代が好きな人が多いです。彼ら彼女らは「想像できるから」と言っていますが、古代も想像すると結構楽しいと思うのですが…。

評価:A
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2011年12月27日

テツはこう乗る 鉄ちゃん気分の鉄道旅

 野田隆さんの本です。鉄道ファンが如何に鉄道を楽しんでいるか熱く語っておられます。

 大掃除の合間に読んだ本です。
 とにかく筆者の鉄道愛がよく伝わってきました。が、極端な例ばかり挙げているのが気になります。テツへの異端視が強まるのではないかなぁ、と少し心配です。

 鉄道ファンを自称する私は常に鉄道写真を撮りまくっているわけではありませんし、いつも胸を高鳴らせながら列車通学をしている訳でもありません。鉄道以外の風景写真もよく撮りますし、鉄道以外の本も読みます(このブログ自体「鉄道ブログ」ではなく「読書感想ブログ」ですし)
 「テツは〜する」という書き方が、全ての鉄道ファンがこうである、と言っているように聞こえます。しっかりと読むと筆者はそう言いたいのではない、と分かるのですが、書店で流し読みされた場合、誤解される可能性が高いです。

評価:C
posted by みさと at 20:58| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(小説以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする