2018年07月29日

造園の手引き(京都府造園組合)

 京都府造園組合の本で、庭園史から設計、施工、管理に至るまでを概観しています。かなり平易に造園学の基礎をまとめており、とても読みやすく勉強になりました。とりわけ日本庭園のデザイン特性や空間構成技法が興味深かったです。借景や縮景、見え隠れくらいは知っていましたが、遮り、障り、生け捕りなど知らない技法もたくさん学ぶことができて、日本庭園を見る目が少し向上した気がします。
 かなりテクニカルな話も平易に書かれていて、人文系学生の私が読んでも理解できました。造園や建築の技術的な面を知ることは半ばあきらめている傾向があるのですが。この程度の基礎の基礎くらいを書いてくれていると面白くてうれしいです。
 造園系の人だけでなく、庭園、緑地空間に興味があれば、ぜひ読んでほしい一冊です。
posted by みさと at 16:50| 奈良 ☀| Comment(0) | 読書(森林/造園,農学系) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: