2017年05月27日

里山資本主義

 藻谷浩介さんの本です。木質バイオマスをはじめ、地域内のエネルギー、食糧、建材などのものを利用することで、お金が無くなったり輸入が唐突に途絶えたりしても生活していけるサブシステムを構築する「里山資本主義」を説いています。
 林業や地域にかかわっている身として前から気になっていた本です。かなりわかりやすく書かれている反面少し断定的な文体だったので、「検証した方がいいのでは」とか「本当にそういえるのか」と思ってしまう面もありました。
 経済成長をひたすらに目指すのではなく、停滞や多少下向きでも長く続く経済、ある程度外に頼らなくても自立できる経済を考えるべきというのは、中高時代からの私の思いとかなり近いところ。自分と意見が近いだけに、文体が気になってしまったという感はあります。
 里山資本主義は一つの重要な考え方であるのは確かだと思います。地域を生きる人はもちろん、グローバルな世界を目指す人にもぜひとも読んでもらいたい一冊であります。

評価:B
posted by みさと at 14:53| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(小説以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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