2012年08月26日

古町 〜〜お酒づくりと水の町〜〜(柏原市)

 よくこのブログで出てくる柏原市。今日は柏原市の中心部からほど近いところにある古町を紹介します。

 この町は柏原駅西口より出て、サンプラザ前の交差点を左に曲がった先にあります。旧奈良街道沿いにできた街村で、結構な規模です。
 ここは元々志紀郡柏原村の枝郷で、新家と称していました。発生年月は不明ですが、元和六年(1620年・将軍秀忠の時代)にはあったそうです。その後、寛永期に坂井町(現在の今町)が発生すると、新家の上に「古」の文字を加え古新家と改称、更に後に古町と改めました。古新家って新しいのか古いのか……。尚、町並みから察すると、農村の本郷と違い、商工業の「町」のようです。
 昔から酒造と染色業が盛んです。染色業はかつては柏原市で全国の25%を占めていたのですが、もはや衰退して数件が残るのみとなっているそうです。昭和の往時はここの了意川(下流では平野川という)や近くを流れる長瀬川が様々な色に染まったとか。
 しかし、柏原市というのは昔は凄かったんですね。ブドウの生産は戦後すぐあたりまでは山梨を抜かして一位だったそうですし、この染色もそうですし、貝ボタンもしかりです。


 古町の町並み。街道沿いは酒屋さんや酒蔵が確かに多いです。やっぱりお酒の水は了意川のものを使うのでしょうか? 柏原駅と国道25号線大和川近くを結ぶ道でもあるからか、車通りはそこそこありましたが、歩行者・自転車は殆どいませんでした。一応古町通りという商店街なのですが……。
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 街道から一筋西へ入った了意川沿いの町並み。フェンスの張られていない水路が染色が盛んだった頃を忍ばせます。本当に水に近しい町です。今では少しずつフェンスが張られていっています。川の再整備の計画が進められているという噂はありますが、この美しい水の町を残してほしいです。
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 駅方面を望む。あまり市の中心部らしくない古い町並みですが、近くに見える再開発ビル・アゼリアがそのことを思い出させます。
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posted by みさと at 18:53| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | あの街この町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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