2014年03月29日

ハンセン病研修

 春休みです。休みが始まってすぐにハンセン病の研修がありました。希望者のみの自由参加で、参加者に友達は全くおらず知り合いが二人いるくらいでしたが、行ってきました。本当に勉強になりました。何度もビデオを見たのですが、それでは絶対に伝わってこないものがありました。色々辛いお話を聞くだろうと覚悟して行ったのですが、意外と言って良いほど前向きで、明るい方々でした。私がお話を伺った方は、入所するときはそうでもなかったが、親と連絡を断たれたときが一番辛かったとおっしゃっていました。また指の感覚も視力を失った後、舌で点字を読むのを猛練習して文字の世界を取り戻したとおっしゃったとき、本当に嬉しそうな声で、感動しました。やっぱり人生で喜びを感じるのは大切なのだと思いました。
 その後いろいろ遺跡を見たのですが、感染力も低く完治する病を閉じ込め非人道的な扱いをする。その凄惨さが生々しく伝わってきました。

 将来同じような差別問題が現れるかもしれません。そういうときのためにも、この行事に参加してよかったと思います。今入所者の平均年齢が84歳ですから、もうあまりこういう機会はありません。今のうちにできるだけ行っとかないと。
posted by みさと at 23:36| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月25日

おわかれ

 21日は修了式。高一が終わりました。好きだった先生方がたくさん退職なさりました。中には寝耳に水の先生もいらっしゃって、驚きっぱなし。
 我らが担任の先生も家庭の事情で退職なさりました。いつも少し抜けた感じで、面白かった先生。去年三十路に入った先生で、婚活のことを生徒にネタにイジられていたのがよく記憶に残っています。いつもグダグダ感が凄いと言われながらも、それが嫌な生徒は殆どおらず、皆に愛されていました。本当に生徒思いの先生だったと思います。
 修了式後のホームルームでは涙ながらにいろいろとお話しして下さいました。もらい泣きした友達もいました。自分は涙こそ流さなかたものの、本当に胸がつらくなりました。
 最後に一年間のクラスの想い出の詰まったDVD-ROMを渡されました。用意する時間がなかったから、とケースはなくむき出しで。最後までぐだぐだと言われながらも、そう言う声はいつもと少し違った感じに聞こえました。
 終礼後、自分も含めて10人ほど、自然と先生の周りに集まり少し話しました。先生は泣きっぱなし。「最後はタメ語で」と言って、タメ語で喋る人も。私は「ありがとうございました」と改めて伝えました。私はその後用事があったので長居できませんでしたが、先生が職員室に戻らはるまでクラスに残っていたい気分でした。
 本当に、良い先生でした。ありがとうとは伝えたけれど、全然足りない感じです。

 担任の先生、そして、柔道の先生、数Bの先生も。ありがとうございました。
posted by みさと at 17:19| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月21日

平成の歌謡曲G 北原愛子/一青窈/LUHICA

 今回は、21世紀にデビューした歌謡寄りのソロポップス歌手を一挙に三人紹介します。

北原愛子
デビュー:2002年
代表曲:世界中どこを探しても
主なジャンル:ラテン歌謡、ラテンポップス

一青窈
デビュー:2002年
ヒット曲:もらい泣き、ハナミズキ
主なジャンル:ポップス

LUHICA
デビュー:2013年
ヒット曲:独り言花
主なジャンル:歌謡曲


 まず一人目、北原愛子さんは、ビーイング系列・Giza studioのアーティストで、ZARDの遠い後輩に当たるアーティストです。ラテン風を全面に押し出した曲調が特徴で、最初のカバーアルバムは本格的ラテンでかなり取っ付きにくい印象がありました。私はそれと4thアルバム「SHANTI」を持っているのですが、「SHANTI」の方は大分日本人向けになっていて聴きやすかったですね。「世界中どこを探しても」「La-i-la」「ありがとう」など、良い・悪い両方の意味で昭和ラテン歌謡の焼き直しのような印象を受けます。もう少し重たいアレンジのほうが個人的に好みですが……。そんな特に好きなのは「ユートピア」「Samba Night」です。とても情熱的な曲調ですが、どちらかというと少し湿った、落ち着いた印象の声で歌われます。賛否両論はあると思いますが、なれてくると、結構いい感じになってきます。特に後者はDEEN「雨の六本木」にも通ずる魅力があります。アレンジが軽いのがやっぱり少し残念ですが。ちなみに、作曲にはPAMELAHの小澤正澄さんが多く参加されています。
 持っていない曲ですと、「もしも生まれ変わったらもう一度愛してくれますか」「TANGO」「AMORE 〜恋せよ!乙女達よ!!〜」辺りがおすすめです。
 話題はそれますが、この人、かなり美人ですよね。女優で売り出したら相当売れたかもしれません。
 ちなみに、「世界中どこを探しても」はアニメ「結界師」の主題歌なので、今15歳前後の人は覚えているのではないでしょうか。

 二人目、一青窈さんは言わずと知れた「ハナミズキ」で知られていますが、中々一筋縄では行かない歌手。何と言っても最大の特徴は、その声。色っぽいです。浜崎あゆみさんとデュエットしているつんくさんくらいセクシー。私は勝手にこの人を「官能歌手」と呼んでいるくらいです。
 彼女の曲は、全体的にみると歌謡風味のJ-popが多い感じがします。「もらい泣き」なども憂いを帯びていて良いですが、私がここで特に推しておきたいのは「江戸ポルカ」と「茶番劇」「てんてこ舞い」のような曲です。ジャズとかポルカとか少しレトロでアップテンポな曲調が、一青さんの声にぴったり!
 もちろん、バラードも中々聞かせます。トランス風のアップテンポ曲も味がある。相当オールマイティーな歌手なのではないでしょうか。ジャズ系、もっとやってほしいなぁ……。

 三人目はLUHICAさん。このかたは昨2013年に秋元康さんプロデュースによりデビューした人。まだ結構記憶に新しいのではないでしょうか。CMソングの「独り言花」や前田敦子さん主演の時代劇「あさきゆめみし」の「手鎖の月」をリリースしています。どちらも80年代風?の歌謡曲調。AKBの「恋するフォーチュンクッキー」といい彼女といい、秋元さんのマイブームだったのでしょうか。結構好きな路線ですが、果たしてこれからどうなるのでしょうか……。セールスはあまりパッとしないようですが、長続きするかどうか気になるアーティストでもあります。初めは覆面歌手で売ろうとしていたらしいですが、それを貫いた方がミステリアスな感じで良かったんじゃないかと思います。
 「独り言花」は特におすすめです。GARNET CROWを彷彿とさせるような鼻にかかった声と、ノスタルジックなミュージックが良い感じです。こういう曲調だと安っぽくなりがちなのですが、この歌は雄大さすら感じさせます。


おすすめ@AMORE 〜恋せよ!乙女達よ!!〜(北原愛子)



おすすめAもしも生まれ変わったらもう一度愛してくれますか(北原愛子)


おすすめB独り言花(LUHICA)



関連記事
平成の歌謡曲その1 DEEN
平成の歌謡曲その2 AKB48/岩佐美咲
平成の歌謡曲その3 神園さやか
平成の歌謡曲その4 ZARD/Mi-Ke
平成の歌謡曲その5 ジャニーズ系
平成の歌謡曲その6 モーニング娘。
平成の歌謡曲その7 中澤裕子/W
平成の歌謡曲その9 森山愛子/歌恋/松原健之
平成の歌謡曲その10 ℃-ute/Juice=Juice/真野恵里菜
平成の歌謡曲その11 いきものがかり
posted by みさと at 19:20| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月16日

ファスト風土化する日本

 三浦展さんの評論です。
 久々に学級文庫を読みました。多分、高校に入ってからは初めて。評論自体授業で扱うもの以外ご無沙汰です。

 郊外に展開する均質的な町並みーーロードサイドの巨大ショッピングセンター、店もなくただ住むだけのニュータウンーーへの批判が主な文論です。これ、発刊されたのが2004年なんですよね。今から十年前。その頃から問題視されていたのに、どんどんこの「ファスト風土化」が進んでいる。一度始まると歯止めが効かなくなるのでしょうか。
 私の住む柏原は、柏原駅を中心として商店街が数個展開する「旧市街地」。正にそのファスト風土化によって衰退する町の典型です。
 駅前には男性用の服屋がなく、他所へ行かないと調達できない。そうなると、行くのは近隣八尾市沼のイズミヤ。典型的なファスト風土です。ついでにそこで他のものも色々と購入する。すると、余計に駅前が寂れる。更に帰るものが少なくなる。というような負のスパイラルになるのです。
 駅前の小さな商店ばかりか、郊外にあればファスト風土の象徴とされるような大店舗のダイエー、またファストフード店のドムドムも駅近くからいなくなる。近日では、3月23日にミスドが閉店します。多分これで全国規模のチェーン店は全滅、地方スーパーのサンプラザとヤオヒコが辛うじてチェーンとして残っているだけとなります。
 また南河内では「ファスト風土」は本当によく見ます。自分自身出先ではよくイオンやアリオで買い物をするので、あまり声を大にしてファスト風土を批判できないのですが……。
 十年後、二十年後、街々はどうなっているのでしょうか。少し恐ろしくもあります。なんとか対策をしてほしいのですが、難しいですよね。とりあえず、自分は地元の商店街で買い物をするようにします。

評価:B
posted by みさと at 18:59| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(小説以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月15日

同期

 今野敏さんの長編警察小説です。

あらすじ
 捜査一課の宇田川は、暴力団事務所のガサ入れの最中、逃走した団員に銃撃される。間一髪のところで公安にいる同僚の蘇我に助けられる。公安の蘇我はどうしてここにいたのか。疑問に思って間もなく、蘇我が懲戒免職されたことを聞いた。不審に思った宇田川は調査を始めるが、警察組織の妨害に逢う。一体どういうことなのか……。




 ミステリはよく読みますが、このような、警察の組織を描いたような作品は初めて読みました。これ一冊読むだけで、警視庁や警察庁などの仕組みがよく分かる気がします。
 残念なのは、物語の良さが専門用語の多様で潰されていること。警察の使う略称で、「ガイシャ」とか「ウチコミ」とかくらいなら分かるけど、「マルB」とか「マル対」とか何のことかさっぱり。説明のある用語もありますが、そうでないのも結構あります。 
 前半は魅力的な謎で魅き込まれましたが、後半何となく事件の流れが見えてきた後はいまいち退屈だったかな、という気がします。よくない意味で二時間ドラマ的だと思いました。
 やっぱり私はミステリの方が肌に合う、と思いました。

評価:C
posted by みさと at 18:08| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(その他の著者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月14日

三年ぶりの恋

 同じ学校で私のブログを読んでいる人は殆どいないので、書いちゃいます。

 好きな人ができました。クラスでも大人しく、静かな子。誰かに恋をした、と自覚をしたのは中一のとき以来なので三年ぶりです。高二になればあまり関わりがなくなるかもしれないと思い、少し前から終業式までに告白してしまおうと思っていました。今日、友人と恋バナで盛り上がり、明日告ろうと決めました。

 帰り路ふとおみくじを引いておこうと思い立ち、お参りも兼ねて道明寺天満宮へ。
 おみくじの結果は中吉。「動くか動かないか迷っているかもしれないが動かないのが良い」「待ち人は時間はかかるが必ず来る」「神様の定めるままになる」などの意味のことが書かれていました。少し残念な気もしましたが、結果を見て不思議と昂っていた気分も落ち着きました。今はやめといた方がええんか。神様がそういうのならば、ということで告白は取りやめ、また気長に考えていくこととしました。
posted by みさと at 19:42| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

早くも三年。

 あの東日本大震災から早くも三年。もうそんなになるのか、と思いました。今でもあの日のことを昨日のことのように思い出すことができます。
 あの日は、うちの学校では健康診断でした。学校から帰ると、家のテレビで地震のニュースが流れていました。家々がミニチュアのように津波に飲み込まれる光を見て、背筋に寒気すら覚えました。何でこんなこと、とやり場のない怒りにも襲われました。中越沖地震のときはまだ私は幼くて記憶に薄いですし、阪神淡路大震災は生まれる前のこと。チリやニュージーランドの地震は遠すぎて実感が湧かなかった。東日本大震災は、初めて地震の恐怖を目の当たりにしたものです。一生、あの映像を忘れることはないと思います。
 できることは募金くらいのもの。無力感。被災地以外の人はみんなそれを感じたでしょう。三年経った今も復興したとは癒えない状況です。決して風化させず、支援を続けてゆきたいと思います。
 改めて、亡くなられた方のご冥福と一刻も早い被災地の復興をお祈りします。
posted by みさと at 21:31| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平成の歌謡曲F 中澤裕子/W

 今回は、前回に続いてまたハロプロ関係で。

中澤裕子
デビュー:1997年(モー娘。として)、1998年(ソロデビュー)
ヒット曲:カラスの女房、悔し涙ぽろり
主なジャンル:演歌、ニューアダルトミュージック

W(ダブルユー)
デビュー:2004年  ※2007年活動停止
ヒット曲:あぁ いいな!、恋のバカンス
主なジャンル:歌謡曲カバー、アイドルポップス


 今回は前回紹介したモー娘。のメンバー活動を取り上げてみます。
 中澤裕子さんは、モーニング娘。の初代リーダーです。モー娘。でデビューした翌年、演歌歌手として堀内孝雄さん作曲の「カラスの女房」でソロデビューしました。三枚のシングルと一枚のアルバムを出した後、作曲がシャ乱Qヴォーカルのつんくさん中心に移行し、大人な雰囲気のポップスに曲調が変わります。「ニューアダルトミュージック」(以下NAMと略)と言われるジャンルで、歌謡曲にフォーク、ニューミュージック、ポップスなどの要素を融合させたものとされています。Wikipediaによると同じアップフロントの堀内孝雄さん、高山厳さん、他社では中村雅俊さん、秋元順子さん、やしきたかじんさん、テレサ・テンさん、杉本真人さんらがこのジャンルに入るそうです。個人的にはかなり好きなジャンルです。それにしても、この辺はどこから演歌で、どこからNAMで、どこから歌謡曲で、どこからポップスになるのか分からないですね……。
 ちなみにNAM転向後も「うらら」という演歌を出していたりします。
 NAMは広義の歌謡曲ということで、ここで紹介します。おすすめは、「悔し涙、ぽろり」です。中華風のアレンジが加えられており、歌詞が確かにアダルトな感じです。サビはキャッチーで、うっすら聴いた記憶があります。当時私は三歳だから、ぎりぎり記憶に残るレベルですね。あまり上手いとは言えませんが、少し低音の中澤さんの声は、温かみがあって素敵だと思います。
 「元気のない日の子守唄」もおすすめです。歌詞も素敵なことながら、聴いていて本当に癒されますね。初期と比べると、断然に歌もうまくなっていると思います。歌詞の内容だけじゃなくて、本当に耳障りの良い言葉を選んでいるのが凄いと思います。聴いていて眠くなるじゃなくて、眠りたくなる歌です。

 もう一つ紹介するのが、加護亜依さんと辻希美さんのデュオ、Wです。二人ともミニモニ。のメンバーでしたね。双子じゃないのに双子みたい、というのが売りのユニットだったそうですが、加護さんの喫煙(当時未成年)による謹慎で活動停止となりました。
 メジャーな曲は「あぁ いいな!」というポップス曲で、ドラえもんのエンディングテーマだったそうです。丁度私がドラえもんを見ていた時代なので、時期的には耳にしていたはずなのですが、う〜ん。あんまり覚えてないですね。
 メインとしていたのは70年代、80年代のアイドルを中心としたカバーです。
 何がおすすめ、というほど聴くわけではないのですが……Wink「淋しい熱帯魚」カバーは結構良いと思います。自分のものとして歌いこなしています。アレンジでかなり現代風になっていて曲を知らなければオリジナルと思うかも。
 ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」カバーも好きです。少しレトロ調で、双子っぽい衣装を来たPVが印象的です。双子ユニットのカバーが多いのでしょうか。
 同じ系統のユニットとしては、それ自体が少し古いですが以前紹介したMi-Keの方が個人的に好きですね。あっちはレトロ調のオリジナルも出していますし、声も良いです。辻さん加護さんはどうしてもミニモニ。のイメージが強くて、何かこのレトロ系ユニット「W」を結成したのは不思議な感じがします。


おすすめ@悔し涙、ぽろり(中澤裕子)



A淋しい熱帯魚(W)



B恋のバカンス(W)



関連記事
平成の歌謡曲その1 DEEN
平成の歌謡曲その2 AKB48/岩佐美咲
平成の歌謡曲その3 神園さやか
平成の歌謡曲その4 ZARD/Mi-Ke
平成の歌謡曲その5 ジャニーズ系
平成の歌謡曲その6 モーニング娘。
平成の歌謡曲その8 北原愛子/一青窈/LUHICA
平成の歌謡曲その9 森山愛子/歌恋/松原健之
平成の歌謡曲その10 ℃-ute/Juice=Juice/真野恵里菜
平成の歌謡曲その11 いきものがかり
posted by みさと at 19:03| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月10日

小暮写真館

 宮部みゆきさんの長編小説です。

あらすじ
 花菱英一の家族は変わり者である。友人がそう呼ぶからと、英一のことを「花ちゃん」と呼んだり、古家付きの土地の「古家」を改修して引っ越したりする。しかも、その古家はもと写真館なのである。花菱一家はことあるごとに写真屋の後を継いだと勘違いされる。苦労を続ける英一に、写真屋と勘違いした女子高生が奇妙な一枚の写真を彼に押し付ける。それには奇妙な位置に女性の顔が写った心霊写真であった。英一は友人のテンコこと店子力や不動産屋事務員の垣本順子と協力し心霊写真の原因解明に取り組むが……。




 以前読んだ、有栖川有栖さんの『幻坂』を思い出しました。幻想的なそちらと比べて遥かに現実的ですし、長編短編の違いもありますが、幽霊が出てくるけど怖くなくて、かつ少し切なかった心温まったりという話という点で似ているな、と思いました。
 久しぶりの宮部さん作品でしたが、やっぱり宮部節炸裂!ですね。宮部さんは少年目線の話が本当に上手いと思います。丁度同世代でかなり感情移入して読みました。この気取らない文体が本当に好きです。宮部さんの小説こそ、「青春小説」にふさわしいと思います。
 同じ幽霊系だと『チヨ子』の方がパンチはありますが、温かみではこちらに軍配が上がりますね。

評価:B
posted by みさと at 17:46| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(宮部みゆき) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月07日

平成の歌謡曲E モーニング娘。

 今回は、前回に続いてアイドル系。モーニング娘。について紹介します。

モーニング娘。
デビュー:1997年(インディーズ)、1998年(メジャー)
ヒット曲:LOVEマシーン、恋愛レボリューション21、ザ☆ピ〜ス!など多数
主なジャンル:EDM、アイドルポップス、アイドル歌謡

 私がNEWS、ZONEと並んで好きなアイドルがこのモー娘。です。「LOVEマシーン」とか、「ここにいるぜぇ!」とかは幼い頃の記憶に染み付いています。
 モー娘。はシャ乱Qのつんくさんがプロデュースするハロープロジェクトの主力ユニットです。2000年前後が最盛期でしたが、息の長いグループで未だに頑張っています。メンバーの入れ替えを行うため、妹分のBerryz工房より平均年齢が若いと言う逆転現象も起こっています。初期メンバー最年長の中澤裕子さんは既に40歳、現役最年少の工藤遥さんは14歳と親子ほど離れているというのは凄いものです。
 さて、曲調は、言うなればコーラス/セクシー期(例・抱いてHOLD ON ME!)→おふざけ期(LOVEマシーン)→模索期(シャボン玉)→デジタル歌謡期(泣いちゃうかも)→過渡期(まじですかスカ!)→EDM期(恋愛ハンター)といった変化をしてきました。つんくさんのそのときのマイブームによって変化し続けていっているのでしょうか。
 今回取り上げるのはデジタル歌謡期が中心。私が勝手につけた模索期の後半〜デジタル歌謡期〜過渡期初めまでは、ファンの間では「プラチナ期」と呼ばれています。
 しかしまあ、昔風の歌謡曲をデジタルアレンジで現代化しているのは、あまり若者受けするとは思えません。歌謡曲ファンもデジタルサウンドが受け入れられる人はそこまで多くないでしょうし、アイドルだからと言って聴かない人も多い。中途半端なのかなぁ……。私はどちらも結構聴くので、この時期はかなり好きなのですが。
 初めは受け入れられなくても、きっと好きになる人は多いと思います。他のアイドルにはない抜群の歌唱力、パフォーマンスは見物です。

 「泣いちゃうかも」がプラチナ期の一番分かりやすい例ですね。他の歌が控えめに歌謡曲の味を出しているのに対し、これは歌謡曲全開。それでいてデジタルサウンドが鳴り響く。意外と中毒性があると思います、こういう音楽は。アンバランスかもしれませんが、未来と過去の融合と思えば結構良いのではないでしょうか。

 一番のおすすめは「女と男のララバイゲーム」。「飲み過ぎたのはあなたのせいね」ではないですよ笑。名前はどう考えてもあのデュエット曲のオマージュですが。オーケストラを使ったドラマチックな歌謡曲。不思議な雰囲気を持った曲で、どこかのサイトではロシア民謡のポルカのようだと書かれていました。情熱的だけどどこか儚い感じがグッドです。
 これはアイドルグループが歌うような歌ではない、と一度聴いて思いました。。いきものがかりかDEEN辺りが低音でカバーしたらもっと良いのではないかと思いました。とは言え、これほど高いレベルにまとめているモー娘。も相当凄いと思います。案外あの高音だからこそ、ヒステリックで畳み掛けるようになって良いのかもしれません。いきものがかりなどではあのダンスはとてもまねできないでしょうし。
 PVのダンスもかなり見応えがあります。服が少し安っぽいのがもったいなく感じるぐらい良いダンス。高橋愛さん(赤い服の方です)がポニーテールを振り乱しながら踊っているのが印象深いです。特にサビが凄い。「ポニーテールゆらしながら♪」とは言ってはいけないのでしょうけど。
 インストも聴きがいのある歌です。歌なしで聴いてみると、本当に作り込んでいるのがよく分かります。

 もう一つ推すなら、山本リンダさんの「どうにもとまらない」のカバーです。YouTubeでライブ映像を見たのですが、凄い迫力です。新垣里沙さんのソウルフルで低い声がもの凄く響く。カッコいいです。田中れいなさんや高橋愛さんの声も印象に残りますが、新垣さんだけ本当に別格の声。アイドルなのにこんな低い声を出してイメージ大丈夫?と思うほどです。例えるなら、葛城ユキがおニャン子クラブに入っているようなものとでも言えばいいのでしょうか。動画だと歌うメンバーによってかなり歌唱力のムラがあるので、そこが残念なところ。でも本当に、新垣里沙さんには注目です。歌声が他のメンバーより格段に低いのですぐわかると思います。

 他では、阿久悠さん作詞作品のカバーアルバムを出しています。「ペッパー警部」「居酒屋」「どうにもとまらない」などが収録されています。また、初期の「モーニングコーヒー」もコーラスの美しい良い曲なので、ぜひ聴いてみて下さい。
 さすが長い年代を経ているだけあって、初期と最近では全然違うグループのようです。様々な曲をやっていてかなり普遍性のあるアイドルなので、何か一つは好きな曲が見つかるのではないでしょうか。


おすすめ@女と男のララバイゲーム



Aどうにもとまらない〜恋のダイヤル6700



B泣いちゃうかも



関連記事
平成の歌謡曲その1 DEEN
平成の歌謡曲その2 AKB48/岩佐美咲
平成の歌謡曲その3 神園さやか
平成の歌謡曲その4 ZARD/Mi-Ke
平成の歌謡曲その5 ジャニーズ系
平成の歌謡曲その7 中澤裕子/W
平成の歌謡曲その8 北原愛子/一青窈/LUHICA
平成の歌謡曲その9 森山愛子/歌恋/松原健之
平成の歌謡曲その10 ℃-ute/Juice=Juice/真野恵里菜
平成の歌謡曲その11 いきものがかり
posted by みさと at 22:56| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする