2012年08月31日

神南備神社(三郷町)

 今回はJR三郷駅から龍田大社へ行くときの道にある龍田大社の境外摂社・神南備(かむなび・かんなび)神社を紹介します。

 西浦集落のはずれの小高い丘の上に鎮座しています。ここは国境にあたる為、多くの人が国を偲ぶ歌を詠んだと言われています。
 そもそも神南備という言葉は、三室と同じで「神様のいます森」という意味を持つ普通名詞だったそうです。そのためか、各地に神南備、あるいは甘南備などという地名が残っています。ここ竜田立野の神南備は有名で、よく大和飛鳥の神南備と合わせて語られます。十首以上の歌が万葉集に収録されております。
「清き瀬に 千鳥妻喚(よ)び 山の際(ま)に
                霞立つらむ甘南備の郷(巻七、一一二五)」
「神南備の 伊波瀬(いわせ)の杜(もり)の 呼子鳥
          いたくな泣きそ 我恋益(まさ)る(巻八、一四一九)」
「神名火の 磐瀬の杜の ほとヽぎす
          毛無(ならし)の丘に いつか来鳴かむ(巻八、一四六六)」



 神南備神社。実盛川からすぐです。閑静な住宅街の中に鎮座しています。このような境外摂社があると、やっぱり龍田大社は大きい神社だな、と思います。摂社と言えども、町中のあちこちにある小さい神社と同じくらいの社叢がありました。
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posted by みさと at 22:49| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月30日

JR三輪駅(桜井市)

 今日はJR万葉まほろば線の桜井ー巻向間にある駅です。昔は有人駅でしたが、今は無人です。二面二線で、全列車が停車します。

 この駅の周辺には大神(おおみわ)神社を中心とする神社仏閣群が分布しており、観光客が多く降ります他、三輪地域の中心となる市街が広がっているので地元住民の利用も多いです。乗降数は観光客が増える年末年始になると普段と比べ物にならないくらい増えます。私が行ったときはシーズンオフで典型的な郊外の駅といった感じでした。


 三輪駅舎。周辺は静かな市街でしたが、シーズンのときはにぎわうのでしょうね。駅舎から少し離れた参道にも臨時入り口がありました。観光客の為か、駅前には常にタクシーが停まっているそうです。
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posted by みさと at 19:10| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 各駅探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月29日

たつたひめ(三郷町)

 「たつたひめ」とは三郷町のイメージキャラクターです。羽衣を身にまとい、秋の象徴である紅葉を持ち、三郷のゆるキャラとして皆に親しまれています。
 そんなたつたひめのモデルは名前はそのまま、竜田姫です。竜田山の神様で、秋や染め物、裁縫を司るそうです。お祀りしている神社は三郷町内の竜田大社などです。
 竜田姫は能楽「竜田」にもシテとして出てきます。


 たつたひめちゃん。普段は三郷町役場のエントランスにいます。ゆるキャラとしてはあまり有名ではありませんが、私は結構気に入っています。
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posted by みさと at 20:41| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 郷土 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

理科部退部

 本日、二年の後輩と一緒に理科部を退部しました。最後半年くらいは掛け持ちの地歴部に専念したいから、と理由付けて。結構時間がかかると思っていたのですが、私も後輩も気味悪いほどあっさり受理されました。

 その後、理科部から地歴部に異動した・異動するかもしれない一年生が理科部顧問に退部届を出しにいったのですが、これは断られました。やはり、私のような後半年しか活動期間がない三年生はどうでも良いが将来のある一年生はのがさない、ということでしょうか。いやしかし、顧問が退部届を受け取らないなどということがあって良いのでしょうか。親のサインまでもらっているのに。たった三年しかない中学生活。その人の学校生活はその人が決めるべきもんやろ、と思いました。
 私自身はクラブを辞めることができたのに、憂鬱な気分が残りました。

 まあ、あまり詳しいことを書くと、罵詈や悪口にしかならないのでこの程度で。また今回も愚痴になってしまいました、すみません……。
posted by みさと at 19:25| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月27日

法月綸太郎の新冒険

 法月綸太郎さんの短編集です。収録作品は『イントロダクション』『背信の交点ーーシザーズ・クロッシングーー』『世界の神秘を解く男』『身投げ女のブルース』『現場から生中継』『リターン・ザ・ギフト』です。

あらすじ
『イントロダクション』 作家・法月綸太郎は友人の図書館司書・沢田穂波とともに映画館に来た。そこで、まずゲームセンターに立ち寄ることとなるが……。
『背信の交点ーーシザーズ・クロッシングーー』 一泊二日の信州旅行の帰りだった。綸太郎と穂波は特急あずさに乗っていたが、前の席の男がいつの間にか死んでいることに気がついた……。
『世界の神秘を解く男』 心霊現象の取材記者や専門家達とともに綸太郎はサイ現象の「震源」となる少女の家にやって来た。オブザーバーとして参加した綸太郎だったが、思わぬ事件に巻き込まれることとなった……。
『身投げ女のブルース』 野暮用で外出していた葛城刑事。彼は用事の相手のもとへ行くまでの間に、女が飛び降り自殺をしようとしているところに出くわすが……。
『現場から生中継』 悲惨な連続幼児・児童殺人事件の犯人が捕まった。逮捕の報道現場には多くの野次馬が詰めかけ、カメラに向けてピースをしたりしていた。問題になったのは野次馬のうちの一人の若者であった。彼が殺人の容疑をかけられたのだ。生中継に映っているのが彼というのが確かならアリバイは成立するのだが……。
『リターン・ザ・ギフト』 ホステスが襲われた事件があった。事件の犯人はこれが交換殺人であることを告白したが……。




『背信の交点』は王道を貫く話でした。特に変わったところはありませんでしたが、普通のミステリとしてそこそこ楽しめました。
『世界の神秘を解く男』もそれなりに。最後の締めくくり方が心に残りました。
『身投げ女のブルース』はこの短編集の中のベストです。最後の展開は想像はついていましたが、それでもやはり心躍りました。犯人の「フラグ」とでも言うのでしょうか、典型的な犯人の特徴がありましたね。
『現場から生中継』も、パターンから犯人が推測できました。ハウダニットと見せかけて……。
『リターン・ザ・ギフト』これもパターンから正解。最後だけあって少し捻っていました。
 短編集で犯人が全て的中したのも初めてかも……。まあ、パターン化された展開だったので推理しなくても分かっただけなのですが。全体に奇抜なものはありませんでしたが、これぞ本格!というような王道を貫いてくれる作品集で面白かったです。小気味良いくらいでした。はじめて読む人に本格をおすすめするならこれを選ぶかもしれません。

評価:B
posted by みさと at 18:12| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(法月綸太郎) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月26日

古町 〜〜お酒づくりと水の町〜〜(柏原市)

 よくこのブログで出てくる柏原市。今日は柏原市の中心部からほど近いところにある古町を紹介します。

 この町は柏原駅西口より出て、サンプラザ前の交差点を左に曲がった先にあります。旧奈良街道沿いにできた街村で、結構な規模です。
 ここは元々志紀郡柏原村の枝郷で、新家と称していました。発生年月は不明ですが、元和六年(1620年・将軍秀忠の時代)にはあったそうです。その後、寛永期に坂井町(現在の今町)が発生すると、新家の上に「古」の文字を加え古新家と改称、更に後に古町と改めました。古新家って新しいのか古いのか……。尚、町並みから察すると、農村の本郷と違い、商工業の「町」のようです。
 昔から酒造と染色業が盛んです。染色業はかつては柏原市で全国の25%を占めていたのですが、もはや衰退して数件が残るのみとなっているそうです。昭和の往時はここの了意川(下流では平野川という)や近くを流れる長瀬川が様々な色に染まったとか。
 しかし、柏原市というのは昔は凄かったんですね。ブドウの生産は戦後すぐあたりまでは山梨を抜かして一位だったそうですし、この染色もそうですし、貝ボタンもしかりです。


 古町の町並み。街道沿いは酒屋さんや酒蔵が確かに多いです。やっぱりお酒の水は了意川のものを使うのでしょうか? 柏原駅と国道25号線大和川近くを結ぶ道でもあるからか、車通りはそこそこありましたが、歩行者・自転車は殆どいませんでした。一応古町通りという商店街なのですが……。
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 街道から一筋西へ入った了意川沿いの町並み。フェンスの張られていない水路が染色が盛んだった頃を忍ばせます。本当に水に近しい町です。今では少しずつフェンスが張られていっています。川の再整備の計画が進められているという噂はありますが、この美しい水の町を残してほしいです。
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 駅方面を望む。あまり市の中心部らしくない古い町並みですが、近くに見える再開発ビル・アゼリアがそのことを思い出させます。
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posted by みさと at 18:53| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | あの街この町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

磐座神社・くすり道(桜井市)

 今回は桜井市の大神神社摂社・磐座神社を紹介します。

 三輪山麓には、「辺津磐座(へついわくら)」と呼ばれる信仰のある岩が多数あります。この神社もその一つで、社殿はなく岩をそのまま祀っています。これは古き神道の形を良く残していると言われるそうです。小字地名は大黒谷です。
 御祭神は少彦命(すくなひこのみこと)です。少彦命は大物主神とともに国土を開拓した神様で、医薬治療の方法を定め、薬の神様として信仰を集めています。この神社の前を通る道はくすり道と言われており、薬関係の仕事をしている人々によって薬草や薬木、灯籠が奉納されています。


 磐座神社。ストレートな名前ですが、その素朴さが良いです。
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 くすり道。どれが薬草かは分かりませんでしたが……。
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posted by みさと at 16:00| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 町のほこら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月25日

関地蔵(三郷町)

 今回は三郷町立野南三丁目にある関地蔵を紹介します。

 このお地蔵さんは三郷駅からすぐ、立野高山の高山自治会館の側にあります。この地蔵の頭についている「関」とは、元々竜田の関から来ているそうです。竜田の関は不破の関(岐阜)・吉備の関(岡山)・石見の関(島根)とともに日本四関に数えられています。いずれも天武天皇の時代に作られました。古くから竜田の関の近くにあり「関の地蔵さん」として慕われているそうです。
 水害で傷ついているところも多いですが、そういうところも含めて歴史の生き証人と言えるでしょう。
 ここに関があった、ということも以前触れた三室山の奈良県(大和国?)移管以前の県境(国境?)が関屋川であった裏付けになると思うのですが、どうでしょうか……。


 関地蔵。向かって左側に説明板があります。さりげないところにもこのようなものがあるなんて、やはり三郷は歴史あるところだと思いました。
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posted by みさと at 23:42| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 町のほこら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アクセスカウンター設置

 本日アクセスカウンターを設置しました。ブログ設立の平成22年4月27日からの訪問者数を表示しています。今日は[today][yesterday]の、明日は[yesterday]表示がおかしいですけど、明後日からは正確に表すようになると思います。
posted by みさと at 22:02| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

白親大神(柏原市)

 柏原市河原町にある神社・白親大神を紹介します。

 道路地図や地形図には載っていませんでしたが、グーグルマップで見つけました。家から遠くなく、よく行くところの近くにあるので、用事があって前を通るときに足を止めて参拝することにしました。元々新田だった為か近くに神社がなく、ぱっと見てすぐそれと分かりました。
 この白親大神は昭和二十五年頃、清洲近辺に大きな災害があったときに、地元の信仰心の厚い方々によってお祀りされたそうです。以後災害のないように、と。御祭神には白親大神以外に伊勢の天照大神と猿田彦大神がいらっしゃいます。
 昭和二十五年ですと、大分最近です。これだけ新しい神社というのもどこか新鮮な感じがします。


 いや、それにしても、柏中の側にこんなところがあるなんて、全く気づきませんでした。日常の生活の場にこそ意外なものが眠っているものなのですね。普段何の気もなしに歩いているところを改めて見てみるというのもまた一興ですね。
 清洲や河原町などの市村地区は柏原の中では新しい建物が多い地域ですが、この祠は町並みにとけ込んでいました。神社やお地蔵さんはどんな町並みにもとけ込むから不思議なものです。一応念のために言うておくと、下の写真に写っている自転車は私のものではありません。
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posted by みさと at 22:57| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 町のほこら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする