2012年07月29日

 森村誠一さんの長編推理小説です。

あらすじ
 谷せつの兄・木部信夫が急に失踪した。更に、失踪直後に木部の6億円もの不動産が売買されていることが分かった。このことを不審に思ったせつは夫の昭一とともに兄の身に何があったか調べ始める……。
 同じ頃、ある男がタクシー強盗を目論み実行に移すが……。




 文体に森村さんらしさが満載の一冊でした。ちょっと変わった文体ですが、私は結構気に入っています。ちょっと古めかしい感じとでも言うんですかね……?
 物語も精巧に練られていることがよくわかりました。タイトルの物語への絡ませ方も巧いですが、それをあえて物語の中で言わなくても良いんじゃないかと思いましたね。ちょっとわざとらしい感じがします。
 いろいろと気になることは多いけど、なぜか癖になる文章です。

評価:B
posted by みさと at 19:28| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(その他の著者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月26日

酷道旧170号線商店街 〜〜車の通れない国道〜〜(東大阪市)

 「酷道」という言葉を聞いたことがありますか? 酷道とは「これが本当に国道なの?」と疑ってしまうような酷い国道のことです。極狭の道や荒れている道、海の上を通る道などいろいろありますが、今回紹介するのは車の通れない商店街の中を通る国道170号線旧道です。

 場所は大阪府東大阪市の枚岡地区。発見したのは何となく東高野街道沿いにぶらついていたときです。柏原市内、八尾市内では何の変哲もない、ちょっと狭いかなと思う程度の道でした。しかし、東大阪市内に入ってしばらくして見えてきたものは何とアーケード! 車は迂回せねばなりません。
 私は自転車なので中に入りましたが、中に入って二度びっくり! ものすごい量の歩行者・自転車です。しかもみんなマナーが悪い。自転車は押して通行しましょうとあるのに、平気で自転車に乗っている。非常に速い歩行速度で傍若無人に進む。アーケードの中を瓢箪山駅まで人をよけながら歩くだけでも大変でした。活気はありますが、あまりうらやましいとは思いませんでした。ここよりは、閑静な我が地元の商店街の方が良いです。


 国道旧170号線商店街の町並み。いろんな意味で「酷道ーーひどい道」だと思いました。
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2012年07月25日

1941年12月8日 アジア太平洋戦争はなぜ起こったか

 江口圭一さんの本です。アジア太平洋戦争についてできるだけ具体的に書かれています。

 戦争を体験した人だからこそ書ける内容だと思いました。これまで、ただこういうことがあったという歴史としてしか太平洋戦争を考えていなかったのですが、これを読んで、この戦争から学ぶべきものの多さに気がつきました。戦争の後は虚しさしか残らない、と改めて思いました。将来日本を担う者の一人として、この本を現役の世代、そして僕と同じ将来の世代の人たちにこの本を読んでほしいと思います。過去を学び、同じ過ちを繰り返さないように……。
 「過去に眼を閉ざす者は、未来に対しても盲目である」という言葉を思い出しました。誰の言葉かは覚えてはいませんが、これは本当のことだと思います。

評価:A
posted by みさと at 19:18| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(小説以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月22日

御家人斬九郎

 柴田錬三郎さんの短編集です。収録作品は『片手業十話』『箱根の山は越えにくいぜ』『あの世で金が使えるか』『美女は薄命だぜ』『座敷牢に謎があるぜ』『青い肌に謎があるぜ』です。

あらすじ
『片手業十話』 松平残九郎はその副業ーーかたてわざーーから斬九郎の異名をとっている。俸禄の少ない彼は表沙汰に出来ない罪人の介錯をしているのだ。食にうるさくて小鼓の達人の母・麻佐女とともに暮らす彼の元に、今日も奇妙な依頼が持ち込まれる……。
『箱根の山は越えにくいぜ』 ある日、斬九郎は夜道を狙われた。相手は相当腕の立つ男であった……。後日、斬九郎は知り合いの与力・西尾伝三郎から自分の名を騙った誰かが天正大判の両替をしたと伝えられた。天正大判と言えば大変高価な貨幣で、持っているだけで罪になるような代物だった。斬九郎はこの間の刺客と何らかの関係があると睨むが……。
『あの世で金が使えるか』 美食家の麻佐女は錦鳳堂という菓子屋に招待された。最初は菓子では腹は満たされぬと後ろ向きだった麻佐女も、菓子屋の女将のある逸話を聞かされて行く気になった。そこで麻佐女を待っていた者とは……?
『美女は薄命だぜ』 斬九郎は西尾伝三郎から依頼を受けた。その依頼というのがこれまた奇妙なもので、一人の女にある男を殺させるーーしかも斬九郎自身は傍観者としてそれに立ち会わねばならんーーという依頼である。自体はさらに奇妙な進展を見せるが……。
『座敷牢に謎があるぜ』 同族の武家娘・須美が斬九郎の家にやってきた。彼女の何も言わずに行方知れずとなった父の居場所を探ってほしいと麻佐女に話していたところ、ちょうど帰ってきた斬九郎が自分が父上からの手紙を受け取っていると言った。だが、その手紙には行き先は書いていなかった。斬九郎は彼女の依頼を受けることにするが……。
『青い肌に謎があるぜ』 斬九郎の元に依頼が舞い込んだ。自分の死に様を見分して、世間に疲労してほしいというものだった。斬九郎と麻佐女は疑問を抱かぬでもなかったが、ともあれ斬九郎は行ってみることにした……。




 中々痛快な時代小説でした。特に最初の『片手業十話』はテンポよく読めて良かったです。スカッとして胸にもやもやが残らない。こういう小説も良いと思います。キャラクターも個性豊かで、愛着がわきました。斬九郎のしゃべり方、性格なども気に入りました。並の作家がこんなキャラクターを作っても、わざとらしくなるだけで良いキャラクターにならないでしょう。やっぱり作者の腕が現れていると思います。

評価:A
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2012年07月21日

ヤオヒコ柏原店開店! (柏原市)

 7月18日水曜日、ついにヤオヒコ柏原店が開店しました。開店当日は大混雑だったようですが、段々と落ち着いて来たようですね。とは言っても本日も結構な数の人がいました。この開店が将来の柏原の発展に貢献してくれると信じています。

昨日別の記事に書いた文章
 ヤオヒコの開店で、一時的か否かは分かりませんが活気を取り戻した柏原駅前。私はまだ行っていませんが、開店日の学校帰りの夕方に、競争相手に成ると思われる栄吉に立ち寄っていました。普段よりお客は少ないですが、閑古鳥ってほどでもありませんでした。ヤオヒコ自体は混んでそうなので行かず。サンプラザは祖母が見に行きましたが、全然お客がおらず、店側もそれを予想してか仕入れもあまりしていなかった模様です。

 平成24年7月21日
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 前の記事
 ・8月31日 ダイエー柏原店閉店
 ・ヤオヒコ柏原店
 ・続報 ヤオヒコ柏原店
 ・工事中! ヤオヒコ柏原店
 ・ヤオヒコ・工事の進捗
 ・ヤオヒコ・店舗完成!?
 ・ヤオヒコ・看板および駐車場
 ・ヤオヒコ開店日


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江戸の牙第四話 逆転! 八万両の行方

第四話あらすじ
 八万両の新小判が盗まれた。警備の同心は眠ってしまい務めを果たせなかった。同心達は切腹を命じられたが平八郎一人切腹を拒んで逃走した。その事件を火盗改の神崎が追う一方、剣精四郎ら本所方も独自の捜査を開始する……。




 今回の話はサスペンスとして一級品だと思いました。視聴者が予想する物語を心地よいまでに裏切り、まさに「逆転!」な結末で心が沸きました。ずっと目が離せませんでしたね。今回も期待以上の物語でした。

評価:A
posted by みさと at 19:56| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月20日

理科部の危機

 読み終わった本の感想がたまっている今日この頃。書いていかなあかんとは思っていますが中々やる気が出なくて……。

 ヤオヒコの開店で、一時的か否かは分かりませんが活気を取り戻した柏原駅前。私はまだ行っていませんが、開店日の学校帰りの夕方に、競争相手に成ると思われる栄吉に立ち寄っていました。普段よりお客は少ないですが、閑古鳥ってほどでもありませんでした。ヤオヒコ自体は混んでそうなので行かず。サンプラザは祖母が見に行きましたが、全然お客がおらず、店側もそれを予想してか仕入れもあまりしていなかった模様です。

 以前記事にした国際交流企画ですが、大成功とは言えないものの満足行く結果を収めることが出来ました。みんなに笑ってもらおうと幾ばくかのネタを仕込みました。そこそこウケていたみたいです。仲の良い友達には、ギャップ受けしとった、と言われました。普段はそれなりにマジメなふりをしているので……。下級生は素直にウケてくれたそうです。



 さて、本題に入ります。そろそろ文化祭の準備を開始。私が部長を務める地歴部はまあ良いのですが、掛け持ちしている理科部が気にかかるのです。理科部は文化祭が一番の見せ場なのですが、部長副部長の会合(私は地歴部から参加)に理科部は不参加でした。
 理科部では顧問が怪我で入院して休んでおり、中三のほぼ全員・中二生の多くはある事情でクラブをボイコットしています。私はボイコットをせず素直に退部届けを出す予定でしたが、顧問の急な入院で出したくても出せませんでした。入学当初十人いた中三も今や私一人(部長を含む幽霊部員四人を除いて)。十二人いた中二も二人だけ。十五人以上入部したはずの中一も半分以下に減っているようです。このままでは存続も危ういんじゃあないかというほどの状態です。理科部なのに情報科であるレゴロボットのプログラミングをしたりするのが原因の一つです。もう一つの原因は人の名誉に関わることなので理由はお話できません。
 いつも一緒に通学している元理科部員に現状を話すと、さもありなんといった表情でうなずきました。彼もあの原因さえなければまだ続けていただろう、と言っていました。ボイコットしている部員も「俺らはレゴ部に入ったんじゃないよな」と発言したり、神妙な顔で改善を求む、と言ったり。
 私は今日、仕方なく理科部に出席しました。二人の中二が仕切り、文化祭の演し物を決めていました。辞める男は口出しせず、と思い私は意見を積極的に出しませんでした。あんなんでは来年以降もまずいんやないかなと失望しています。理科部の人気がなくなれば地歴部に部員が回ってくるかも、と黒い考えが頭をかすめましたが私は頭を振りました。複雑な思いは抱けど二年強所属したクラブです。さすがにそんなこと口に出せませんし、クラブに対して失礼です。そんな思いを打ち払い、黒板の前で過去の理科部に思いを馳せました。今は来ぬ同級生と一緒にふざけ、実験を失敗したこと。同級生と一緒にちょっかいをかけた不満だった先輩。部内カルメ焼きコンテストで友達との合作で優秀賞をとったこと。後輩との語らい。全てが走馬灯のように頭を流れました。自分が辞めるのが無責任なようにも感じましたが、これ以上だらだらと続けてゆくのには耐えられません。後輩達、特に新入の一年生には本当に申し訳ないと思っています。

 今回の記事は限りなく愚痴に近くなりました。このブログを見ていらっしゃる多くの方には関係ない話ですのに、長々と書いてしまって申し訳ありません。
posted by みさと at 21:44| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月18日

ついていったらこうなった キャッチセールス潜入ルポ

 多田文明さんのほんです。様々なキャッチセールスにわざと引っかかってその実情を探った本です。また、文章に書いた相手に訴訟を起こされ、結局勝訴したその顛末も書かれています。

 なんと言うか……こんなことをしようと思った筆者の度胸に感服です。私自身キャッチセールスをしている勧誘員を見たことがないのであまり実感が沸かないのですが、これを読んでどんなものか大分想像することが出来ました。

評価:B
posted by みさと at 12:04| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(小説以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月16日

亀の瀬地すべり見学会(柏原市)

 今日は奈良県と国交省大和川河川事務所主催の亀の瀬地辷り見学会に行ってきました。地元の友人に誘われての参加です。参加者は王寺の方からいらっしゃっている方が多く、柏原からの我々は少数派でした。
 排水隧道見学、地辷り資料館見学、ビデオ観賞、亀ノ瀬廃隧道見学というスケジュールでした。地辷りの影響、対策工事の方法などが大変よく分かりました。
 排水隧道見学では地すべり対策工事の大掛かりさがよくわかりました。隧道内が涼しかったこともあり、いろいろと物思いに耽ることができました。
 資料館見学の際、役員さんが「地辷り防止区域内の民家には立ち退いてもらい、今では峠旧集落地に民家はありません。倉庫や工場はありますが……」という意味のことをおっしゃっていました。はっきりと口にはしませんでしたが、これはようするに「廃村にした」ということですよね。大阪に廃村はないと思っていましたが、こんなにも身近なところにあったとは知りませんでした……。
 鉄道廃トンネル見学も大変興味深かった。イギリス積み、フランス積み、長手積み、小口積みなどのレンガの積み方を教えてもらいました。天井面に着いたすすなど、蒸気機関車が走っていた往事の痕跡が認められ、面白かったです。昔はレンガの中に漆喰を塗込めていたという話も興味深かったです。

 亀ノ瀬廃隧道
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posted by みさと at 18:37| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 郷土 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月15日

天皇家はなぜ続いたか

 梅沢恵美子さんの本です。天皇家の誕生について邪馬台国の関係を重視しながら書かれています。
 読むのに時間はかかりましたが、古代史に興味を持つ身としては実に興味深い一冊でした。ついつい見過ごしがちな「トヨ」の存在に注目するとこんな仮説が立つとは……。感嘆しましたね。突っ込みどころがない訳ではないのですが、理路整然とした文章でした。これからもっと多くのこういう文章を読んで、自分も古代について深く考えていきたいと思います。

評価:B
posted by みさと at 19:02| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(小説以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする